マルウェアについて知ろう
マルウェアとは悪意を持ったソフトウェアの総称です。ウイルスと同義だと思っている人も多いのですが、マルウェアには他にも実に色々な種類があります。ウイルスの他にある、代表的なマルウェアを挙げてみてもワームやスパイウェア、トロイの木馬、バックドアなど、危険度が高いものだけでもこんなにあります。
その働きや目的も色々で、ウイルスのように病気が感染するかのように広がっていくものや、ワーム(虫)のように勝手に感染して動き回るもの、さらにはバックドアと言って、そのパソコン自体を乗っ取られてしまうという恐ろしいものまであります。
これらの悪事を働くのがマルウェアです。マルウェア自体はソフトなので、直接の手を下しているのはコンピューターなのですが、そのマルウェアを作り出したのは他ならぬ人間です。どこかの誰かが、何らかの目的を持ってそのマルウェアを作ったのです。
ここでは、非常に種類の多いマルウェアの中から、知名度が高いものと危険度が高いものをピックアップしてみました。合計9種類のマルウェアをご紹介するとともに、その特徴や対策などについてお話ししたいと思います。
中には聞き慣れないものもあるかも知れません。しかし、それらは名前こそ知られていなくても、危険度で言うと非常に高いものばかりなので、注意を喚起するという意味でピックアップしました。インターネットセキュリティについて初心者、またはほとんど知識がないという方でも安心してお読み頂けるように解説しています。