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変な英語のメールが来た

パソコンでメールを利用している人のところに、ある日突然全く知らない名前の日とからメールが届いたとします。しかも、そのメールは英語で書かれている。メールの文面を見ても何が書いてあるのか良く分からない、しかもメールの本文内にはどこかのサイトへジャンプするリンクがある…。
変な英語のメールが来た
こうしたご相談は非常に多くあります。英語のメールを受信する心当たりがない人にとって、こんなメールは全く未知の世界からやってきたものに映ります。
しかも、相変わらずメールを介して感染を広げるマルウェアはなくなっていないので、ほとんどの方は「ウイルスメールが来た」と解釈します。下手に開くとウイルスに感染する、という知識は多くの方が持っているので、添付ファイルを開いたり、本文内にあるURLにアクセスするということはありませんが、それでも不気味なものです。しかも、一度このようなメールが届くということは、どこかの迷惑メール業者にメールアドレスがリストアップされているということなので、次第に不気味な英語のメールは増えます。
こうなるとさらに気味が悪いので、筆者のもとへご相談に訪れます。 基本的にそれらのメールは無視して削除すれば実害はありません。
メールソフトの設定を変更して、差出人をブラックリストに入れれば、以後のメールは迷惑メールとして処理されます。プロバイダーの管理画面で迷惑メールのブラックリスト機能があるのであれば、差出人アドレスをそこに登録すれば届くことすらなくなります。迷惑メールが完全になくなるということはありませんが、この方法は時間をかければ最も効果があります。
配信されたメールの中に配信停止をするならこちらへ、と書かれていることがあります。そこには間違ってもメールを出してはいけません。そのメールアドレスは生きていると相手に伝えているようなものなので。
次に、このような問題を予防する方法について触れておきたいと思います。迷惑メール業者にアドレスを知られているということは、ユーザーがどこかにメールアドレスを記載していた可能性があります。掲示板などに書き込んだメールアドレスは、自動的にネット上でメールアドレスを収集して回るソフトが回収して、迷惑メール業者に渡ります。
ネット上でメールアドレスを記載する時は、わざとメールアドレスの一部を別の記号にするか、捨てアドと言って迷惑メールの餌食になっても良いというフリーメールアドレスを使うことをお勧めします。